昨年末からお正月にかけて、Nicoles S. Yong著「Food Photography」と、Delores Custer著「Food Styling」で勉強しながら、試行錯誤の毎日。最近の料理写真です。とりあえず、料理が映えるライティング、アングル、被写界深度、などなど。
カジュアル割烹/ 目黒「つきはし」
割烹料理を、カジュアルに楽しめる店「つきはし」。
目黒の権之助坂の上下線が交わるあたりにあるけれど、
ちょっと注意しないと通り過ぎてしまうさりげない案内の看板。
昔の仕事仲間と出かけました。
筍と烏賊の木の芽味噌和え。
春の気配が感じられる先付。
爽やかな一品で始まります。 続きを読む
2015年最後の中華!/新宿御苑「礼華」
年も押し迫り、明日は大みそか。
今晩は大事なパートナーとおつかれさまを、礼華でゆっくり。
この店は、今年の春にミキちゃんに青山のお店を教えてもらったんだけど、
そのあと御苑のほうに何度か来ています。
こんなセットでまずはお出迎え。ちょっと嬉しくなる演出です。今日はプリフィックスで、8000円。たくさんの料理から8品を自分で選びます。
前菜は7つの小采。それぞれの食材ごとに、異なった味付けになっていて、たとえば大豆とブロッコリーでさえ、ちょっと違う味が隠れています。これから続く料理に期待が膨らむ一皿です。
選んだスープは、「蟹の卵と蟹肉のフカヒレ」。
蟹とフカヒレのテクスチャと、蟹卵ベースのコクがありつつもあっさり仕上げたスープ。
スープですが、口の中の歯触りが楽しい一品。 続きを読む
旅から戻って作ったタイ料理
ここのところ、頻繁にタイ料理を作っている理由は、
11月末にチェンマイで行われたイーピン祭に出かけて、
タイ料理の作り方を習って、
スコータイで最高のタイレストランに巡り合ったこと、
それに、
何より基本を押さえて、材料さえ手に入れることができれば、
比較的簡単に作れるからだと思う。
結局のところ、
「おいしい」、「飽きない」という、本能的な部分が一番大きいんだ。
無着色のタイせんべい。
これまで、もっとピンクがかった色のものばかり食べたけど、
あれはエビの色に似せて着色されていたらしい。
せんべい一つの原型は500円だまほど直径の、
薄っぺらい板のようなもの。
それを160度の油に浮かべれば、
あっという間に広がります。
さらっと揚げれば、パリパリと楽しいテクスチャ。
チェンマイのタイ料理教室
チェンマイで、
一日タイ料理教室に参加しました。
この教室は郊外の農園を持っていて、
その農園に作られた教室で行われます。
担当は、Juno先生。
農園に向かう途中で、土地の市場に寄ります。
ここで、タイの食材についてレクチャー。
地元の人たちが、どのような食材を、
どのように食材を手に入れているかわかります。
スーパーマーケットのようにパック詰めされてなくて、
新鮮さがよくわかる。
それに、自分が今まで見たこともないような食材も、
タイでは当たり前で驚きです。 続きを読む
スコータイで食べた!
スコータイは、
日本なら鎌倉時代後期くらいから200年ほど、
この辺りを治めていた王朝です。
スコータイの遺跡群は、
スコータイの下町から西へ12キロ。
この下町はチェンマイよりよっぽど小さくて、
落ち着ける雰囲気です。
チェンマイから長距離バスで5時間30分、
ようやく到着すると、もう3時前。
ゲストハウスとはいえ、
なかなか雰囲気のある、タイ様式の客室には、
天蓋(蚊帳)つきのベットも。
しっかり食べれるレストランもある。
さらに小さなプールも。
まずは腹ごしらえということで、
チャーハンと、豚肉のいためものに、たまごやき。
シンプルだけど、うまい!
全部混ぜて食べると複雑でおもしろい。
簡単な昼ごはんにいいな。
町の外へと延びるいくつかの道が集まるロータリーの先、 続きを読む
チェンマイで食べた
タイのチェンマイとスコータイで、
旨いもの食べてきました。
チェンマイは「北方の薔薇」と呼ばれる古都。
11月後半の満月の夜は、
この町でもイーペン祭りが行われて、
ピン川にクラトンという灯篭を流したり、
コムローイという熱気球を空にあげたり、
いろんな行事が3日間続きます。
「カオソーイ」はチェンマイの麺料理。
レッドカレーにカレー粉を入れて、ココナッツミルクベースのスープ、
中華麺に似たヌードルに、さらに揚げた麺をトッピング。
具はチキンと野菜で、辛くてさわやか。
カレー粉を加えるのはミャンマーの影響とか。
観光客も多い行列の店、旧市街のHuen Phen にてランチ。
ちょっと物足りないサイズで170円。
秋のホットサンド3つ
先月のこと、
薬膳の小山惠子先生の
秋の薬膳についてレクチャーを受けました。
フレンチの蜂須賀喜八郎氏が、
薬膳フレンチを料理し、それを実食できるという、
とても恵まれたイベント。
その日、
干し柿、柿のソースに、人参を使った、
それは素晴らしい一皿から始まりました。
そこで、
柿と人参、クリームチーズで、ホットサンド。
秋も終わりのこの時期に、
とくに今日のようなどんよりとした曇りの日には、
体にも、気持ちにもうれしいな。 続きを読む