2015年最後の中華!/新宿御苑「礼華」

年も押し迫り、明日は大みそか。
今晩は大事なパートナーとおつかれさまを、礼華でゆっくり。
この店は、今年の春にミキちゃんに青山のお店を教えてもらったんだけど、
そのあと御苑のほうに何度か来ています。

こんなセットでまずはお出迎え。ちょっと嬉しくなる演出です。今日はプリフィックスで、8000円。たくさんの料理から8品を自分で選びます。P1020291

前菜は7つの小采。それぞれの食材ごとに、異なった味付けになっていて、たとえば大豆とブロッコリーでさえ、ちょっと違う味が隠れています。これから続く料理に期待が膨らむ一皿です。P1020292

選んだスープは、「蟹の卵と蟹肉のフカヒレ」。
蟹とフカヒレのテクスチャと、蟹卵ベースのコクがありつつもあっさり仕上げたスープ。
スープですが、口の中の歯触りが楽しい一品。P1020294 - コピー

「特大天然海老と季節野菜の辛し炒め」は、ホットでありつつも、
野菜の持ち味と甘さが感じられるいいバランス。安心できます。P1020295

本日の目玉は、「フカヒレの土鍋入り姿煮込み 上海風醤油煮込み」。
濃厚なソースと、あっさりした味で、心地よくほぐれて食感を味わえるフカヒレが、
シンプルながら素晴らしい組み合わせで、「フカヒレ」を堪能できます。
チンゲンサイがワンポイントで、フカヒレの次の一口に進む前には、
一度興奮を沈めてくれるといった、重要な役どころです。P1020296

「卵と蟹肉の炒め」という料理名ですが、「優しい卵焼き」といった感じ。
蟹肉たっぷりで、その味が全体に広がっています。
タケノコなどの野菜がシャキシャキと嬉しい。
シンプルながら、ご飯がほしい一品でした。P1020300

大好きな酢豚。ここでは栃木県産あさの豚です。
そして、おなじみの野菜はなくって、豚肉を黒酢のたれで食べる直球勝負。
肉はあくまでも豚肉らしく、その脂身もだれたものでなく、しっかりとして、甘みがあります。P1020301

「油を使わないエビとフルーツトマトの卵炒め」は、
出汁でふんわりと仕上げた、優しい出来上がり。
トマトの酸味が強くなくて、全体の味に統一感があります。
粉をつけて揚げたエビは、その衣が出汁をすって、さりげなく主張します。P1020304

そして、「海鮮入りあんかけチャーハン」。
餡はさらっとしていてしつこくなく、
同じくらいの大きさに切られた素材は、口に運びやすく、
その味は口の中で楽しく組み合わせって行きます。P1020305

デザートはアラカルトで、王道の馬拉糕。
中心あたりはかなり柔らかくしっとりしていながらも、
素材のミックス自体がクリームのようにおいしくって、
クリームパンを思い出します。
P1020309

さらに、ゴマ団子は表面がカリッと揚がっていて香ばしい。
白い豆の餡は控えめで、素朴な印象ながらも、
全体のまとまりが素晴らしい。P1020308

ということで、来年もリピート確実!

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