旅から戻って作ったタイ料理

ここのところ、頻繁にタイ料理を作っている理由は、
11月末にチェンマイで行われたイーピン祭に出かけて、
タイ料理の作り方を習って、
スコータイで最高のタイレストランに巡り合ったこと、
それに、
何より基本を押さえて、材料さえ手に入れることができれば、
比較的簡単に作れるからだと思う。
結局のところ、
「おいしい」、「飽きない」という、本能的な部分が一番大きいんだ。

DSC_3114無着色のタイせんべい。
これまで、もっとピンクがかった色のものばかり食べたけど、
あれはエビの色に似せて着色されていたらしい。
せんべい一つの原型は500円だまほど直径の、
薄っぺらい板のようなもの。
それを160度の油に浮かべれば、
あっという間に広がります。
さらっと揚げれば、パリパリと楽しいテクスチャ。

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チェンマイは、飛行機でバンコクから北へ1時間。
旧市街がほぼ正方形の堀で囲まれた古都です。
東にはピン川が流れて静かな町ですが、
11月の満月前後の祭りは、
街をあげて様々な行事が執り行われて、
それを見物に来る外国人も一緒に盛り上がります。
そのチェンマイで生まれたのがカオソーイ。
タイのレッドカレーにミャンマー由来のカレー粉が合わせられて、
それを、ラーメンの麺と揚げ麺と。
残ったスープに、ご飯を入れると満足感大です。

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基本の調味料は、
パームシュガー、
ナンプラー、
赤と緑の生唐辛子。
これに、
オイスターソース、
小さな赤玉ねぎ、
ガランガラン(硬いショウガ)、
こぶみかんの葉、
レモングラス、
ホーリーバジルとスウィートバジル、
そして、もちろんパクチー、
ココナツミルク。
そうそう、小さなライムもね。

お昼などは、簡単な炒め物とご飯といった定食が人気のようで、
基本の調味料で炒め物を作って、パクチーをのせてライムを絞れば、
それだけで十分タイ料理になるよ。

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内陸のチェンマイにも、
流通が整って、海からのエビなどが届きます。
タイからの輸入もおおいエビは、
やはりタイ料理にぴったり。
これも基本の調味料で、簡単にタイのサラダになる。

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やっぱり、これだ!グリーンカレー。
タイ料理には、気温が高いからなのか、
いわゆる「出汁」といったものはなくて、
その代わりたくさんの植物からのアロマを使って、
複雑な深みを楽しみます。
グリーンカレーはトムヤンクンと共にその集大成。
ココナッツの甘い香りと、
青唐辛子のペーストに、
たくさんの植物。
小さくって丸いのは、これでも茄子の一種で、マクア。
これがないとグリーンカレーじゃないとか。
ぷちっとした歯触りで、ちょっと苦い。

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ガパオってホーリーバジルのこと。
このバジルの葉をたっぷり使って鶏肉で。
大好きな目玉焼きをのっけます。
パクチーをたっぷり添えるのは自分流。
タイではパクチーを使っても、
こんなにたくさん、付け合わせのようではなくて、
あくまでも、ちょっとした薬味。
もうしこしちょうだいと言えばもらえたけど、
日本のパクチー好きのためのお店って特殊だね。

DSC_3647 レッドカレーは、
大き目の赤トウガラシから作ります。
そう、グリーンとの色の違いは、
どの色の唐辛子が元かということ。
レッドカレーペーストは、シンプルだし、
魚料理に使ったり、応用した料理も多数。
使い勝手がよさそう。

DSC_3719そして、パッタイ。
タマリンドをベースとしたソースです。
やさしい甘さ。
干しエビの香りと、砕いたピーナッツの歯触りが、
おー、これだこれだと感じる鍵です。
たっぷりのモヤシとニラで、
こう見えて、野菜もたっぷり。

というわけで、
簡単に作れるタイ料理、
もっと自宅で作って食べたいと思います。
そして、
タイのさつま揚げ、青パイナップル、
トムヤンクンなどにも、挑戦したいと思います!!

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