スコータイで食べた!

スコータイは、
日本なら鎌倉時代後期くらいから200年ほど、
この辺りを治めていた王朝です。
スコータイの遺跡群は、
スコータイの下町から西へ12キロ。
この下町はチェンマイよりよっぽど小さくて、
落ち着ける雰囲気です。

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チェンマイから長距離バスで5時間30分、
ようやく到着すると、もう3時前。
ゲストハウスとはいえ、
なかなか雰囲気のある、タイ様式の客室には、
天蓋(蚊帳)つきのベットも。
しっかり食べれるレストランもある。
さらに小さなプールも。

まずは腹ごしらえということで、
チャーハンと、豚肉のいためものに、たまごやき。
シンプルだけど、うまい!
全部混ぜて食べると複雑でおもしろい。
簡単な昼ごはんにいいな。

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町の外へと延びるいくつかの道が集まるロータリーの先、
橋のある辺りが、町の中心。
食べ物やスイーツの屋台がたくさん出ています。
その一つを適当に選らんで、野菜スープとパッタイ。
野菜スープはタイスープの基本の味付けで、
ナンプラーがベースであっさり。
パッタイはどこでもはずれがないなぁ。
これも野菜たっぷりでヘルシー。
パームシュガーの甘みが、
ナンプラーと混じって、
日本でいえば、醤油と砂糖の鉄板な味付けです。
バイクやトラックが走る道端で、
みんなゆっくり食べています。

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さて翌日、
あさごはんはホテルでチャーハン、焼きそば、野菜炒めに果物のビュッフェ。
そして、スコータイで午前中を過ごして、
遺跡群のど真ん中にあるオープンキッチンの定食屋で、
豚肉バジルいためご飯でおひる。

タイ料理には、いわゆる「出汁をとる」っていうのはないけど、
ホーリーバジル、スィートバジル、しょうが、小さな玉ねぎ、
それにナンプラーとパームシュガーでおいしい基本ができます。
もちろん、赤い生唐辛子や、唐辛子の入った酢や、
唐辛子入りナンプラー、ココナッツミルク、ピーナッツ、
そのほかレモングラスなども、味を加えます。

この焼肉バジルいためも、
基本の味でおいしく、しかもサクッと料理できる。
作り置かず、その場で火を使って作るんだね。
量は日本の定食屋の約2/3くらい。
おばちゃんに、「もう一杯いくかい?」と聞かれて、
迷ったけどやめておきました。

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そして、スコータイ二日目の晩御飯は、Dream Cafe で。
パパイヤと鶏ひき肉にシーフードのサラダ。
タイ料理のサラダって、
パパイヤの千切りとか、なんかの生野菜を使って、
スパイシーな味付けをしたものが多くて、
立派なおかずになります。
シャキシャキとしたパパイヤと、
カレーソースの一部になったような鶏肉、
たまに食べるエビがアクセント!

そして、
わが人生最高にうまいグリーンカレー。
小さな茄子「マクア・プゥン」がいいテクスチャ。
たっぷりの香草。
チキンもよくなじんでる。
ナンプラー使ってるのと聞いてみたら、
「うちでは、いろんな香りを楽しめるように、
ナンプラーは強すぎるから塩しか使ってないの。」
と優しいおねえさんが教えてくれた。
へー!とびっくり。
すべてのバランスが完璧。
余計なものがない、奥深い味でした。

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さてと、
土曜日の夜は週に一回のナイトマーケット。
(チェンマイでは毎日やってます。)
そこで、バナナロティーです。
クレープのような生地を、油でさっと膨らまして、
バナナを包んで食べやすく切ります。
切った半分をさらにのっけて大量の練乳、
あと半分のっけて、さらに大量の練乳。
しかし、あっさり食べれるのだった。
チョコソースをやめたからか、
生地にエクストラの玉子入れなかったから、
それにしてもなんでだろう?これは不思議。
もちろん、とってもうまいよ。

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翌日も、
この日はバイクで遺跡を見て回りつつ、
お昼ご飯はまた簡単に、
カシューナッツと鶏の炒めもの。
これはオイスターソースが使ってあった。
ホッとする一皿!

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旅の最後の晩に、Dream Cafe 再訪!
グリルした茄子のサラダに、
豚肉のパナンカレー。

この茄子は日本の茄子と同じかな。
このほかに、日本のコナスサイズや、
大ぶりの真珠くらいのサイズのものがあります。
カレーペーストを使わないシンプルな味付けですが、
辛い!

ピーナツも入れて、レッドカレーペーストを作ると、
パナンカレーペースト。
コクと甘さがホッとするカレー。
大きな赤い唐辛子は、
食べてもあまり辛くなくって、
そういえば仙台で唐辛子の味噌漬けに使うものも、
こんなサイズで、こんな辛さだったなと。
このお店は、本当にうまかった!

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タイの炭酸水。

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ベンガルカラタチのお茶。
マトゥーム茶。

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ライスはこんな感じでかわいい。
後で知らずに口に入ったレーズンの味とテクスチャに、
いちいちびっくり。

次は、料理教室について書きます。

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