紫陽花と主義と日本人

紫陽花は、今が盛りですね。昨日、井の頭線に乗ってたら、窓の外が一面の紫陽花になって、一瞬どこかに行ってしまったような世界になりました。一気にたくさんの花が一緒束になって咲いている姿はかわいいけれど、それが全部一緒に茶色いになって落ちていくのは、無残です。

今日、クンドゥンという、ダライラマの半生を描いた映画を観ました。中国に侵略されてしまったチベット。その背景がよくわかるストーリー。チベットには、「品格」みたいのがきちんとあるんだね。「主義」という、人があわてて作ったイディオロジーの愚かさがよくわかりました。「共産主義」とか、「米国新帝国主義」とかね。

日本人は、各国の人から見ると愛されるべき国民で、友達などからはうらやましいといわれます。日本人で。他人を大切にする気持ちや、献身や、みんなの幸せみたいなのが、根っこに残っているからだと思います。日本人が大事にしてきたものを、きちんと大事にしていきたいなぁと思うし、日本ではそれが意外に難しくないんじゃないかと思った。

地球にまれな、幸せな民族だって、感謝しないとね。

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