丸ビルにある、
山形料理をイタリアンで食べる、
Daedoko。
スタッフの半分が山形出身で、
やさしい雰囲気の、
カジュアルなお店。
お通しは漬物。
そういえば、
ばあちゃんが毎日のように、
近所の婆さまたちと、
つけものでお茶の会。
「だしと青豆豆腐のカプレーゼ」
へーっという歯ざわりの、
青豆豆腐は臭みのないモッツァレラって感じ。
新鮮なトマトに、
なんといってもだし。
なす、きゅうり、シソ、茗荷などを、
細かく切って合わせた「だし」で、
更にさわやか。
バジルとオリーブオイルで、
ジェノバ風です。
「恵胡とトマトの洋風ぬた和え」
エゴは、海藻で作った、
さらっとほぐれるけど、
こんにゃくのような食感、
それを酢味噌で。
マスタードがすこしピリッとした感じ。
新鮮なアスパラとトマトで、
サラダですね。
「玉こんにゃくのゴルゴンぞーら」
これ、絶対に食べたかったんだ。
玉こんにゃくは、表面にちょっと味が染みるけど、
こちらももちろん。
そしてさらに、割った玉こんにゃくの内側も、
全体にソースをからめて。
なるほどおいしい。
もう一つのお目当ては、
もちろん「芋煮」。
山形は、牛肉に醤油味で、
福島は、豚肉に味噌。
自分はもちろん山形風で、
米沢牛が懐かしい。
変わり種というか、
イタリアンだから当たり前なのか。
山形米「つや姫」を練りこんで、
キノコとソラマメ。
トマトソースは使ってないから、
酸味の勢いもなくって、
とってもやさしい。
イサキのグリルは、
特に山形ってわけじゃないけど、
山形の白ワインによく合う。
もちろん、日本酒にも。
幻の「十四代」もいただきました。
フルーティー~!
「山形鱒のなめろう」
この円柱の、
下がなめろう、上がだし。
それを混ぜて、
バゲットに乗っけて、
さらに海苔をのっけて。
まったく川魚のクセもなく、
再び、さわやか!
やっぱり、米沢牛!
言葉にならないうまさ。
甘辛いたれが、
なんだか、山形っぽく思えたのは何でだろう。
マッシュかぼちゃは、
以外にもすっきりとした甘さ。
そして〆は、蕎麦。
いた蕎麦っていうイメージは、
山形の蕎麦にはなかったんだけど、
みんなでシェアするにはいいんだな。
というわけで、
山形三昧の、
弟と従兄と過ごした、
なつかしい、あたらしい、
楽しい時間でした。