うちでコーヒーを飲むとなると、
窓際の作業台の上が、こんな感じになります。
ちょっと大げさな状況。
豆をブレンドしたりしなかったり、
グラインダーで好きな細かさに挽いて、
鉄瓶にお湯を沸かします。
ペーパーフィルターで、ゆっくりと落として、
シンプルなカップで飲みます。
茶道とは言いませんが、
一連のプロセスが、背筋をしゃんとしてくれます。
自分の内側を見つめて、
自分の外側との境界を意識して、
ここに溶け合っていくのです。
↓
というのは、美しい解釈ですが、
お昼ご飯を食べて、
ソファに横になってしまって、
ちょっと眠くなって、
飼い猫の小梅ちゃんが、
うつらうつらと、眠り光線を放出して、
原稿とか書類、写真の現像とか、そういうのには、
もうすっかり向き合えない事態。
あ、そうだ。
とてつもなくおいしくコーヒーを淹れよう。
そうだ、なんか甘いものあったかも。
という精神状態になっていきます。
ちょっとポジティブになった感じです。
エキゾチックな魔女のような、
深い味わいと、部屋に広がる香りを楽しんで、
すっかり、ゆったり。
せっかくだからブログにでも書こうかな。
ということで、
間もなく3時になります。
というわけで、
つかの間の現実逃避は、
静かに終了するのでした。