【旅ごはん|京都のきんし丼】分厚いたまご焼きの下に眠る鰻

修学旅行のお土産ストリート、
新京極のすぐそばにある「かねよ」は、
「きんし丼」の元祖です。

他にも元祖というお店もあるらしくて、
こういう、競ってそうで、
お互い旨くやってるみたいの、
日本らしくていいな。

しかも店頭には、
「日本一の鰻」って大看板。
自信たっぷりで、
奥ゆかしさがないストレート感が、
京都とは言えやっぱり関西だなと。
いい意味です。

開店の11:30分前に到着したけど、
すでに20人くらいの行列。

焼き場が見えてて、
臨場感たっぷり。

1階はテーブル席で、
昭和の食堂をイメージしているというか、
当時からの姿のまま。

実は大正初期の建物だそうで、
もともとは3階建てだけど、
家事でなくなっていまは2階まで。

階段を登ると、
白と黒の招き猫。
黒は厄除けの御利益もあるとのことで、
左手あげてるので、
人間関係にいいとか。

2階の上がって左側は大広間。
やっぱり、大正ですね。
お客さんがこれまた、
事前にレトロな佇まいでした。

右側には、
舟天井の縁があって、
通りが見下ろせます。
窓は開けたらだめと書いてあって、
多分、
明けたら窓が落ちるんじゃないかな。

入り口には下足番さんがいて、
靴を預かってくれます。
その札がこれ。

大根ときゅうりの漬物が運ばれてきて、
鰻を待ちます。

ご覧ください、
この縁までふるふるの茶碗蒸し。
鰻やさんということですから、
中には鰻も入ってます。

肝串を。
ビールでも飲めばよかったなと思いつつも、
実際飲まなくて正解。
まだ午前中だし。
それに、本体のきんし丼が、
しっかりとした量だったんです。

肝吸いには、
麩とかまぼこ。
ほんとにうっすらとおいしい。

そしてこちらが、
きんし丼(特)です。
蓋をあけたら、
こんな状況になっておりました。

さらに、たまご焼きをめくれば、
そこに眠っていたのは鰻。

鰻はふっくらで、
たれはあまり甘くなくてあっさり。
すっかりと間食しました!

関東ではなかなか食べれないきんし丼。
京都で昼ごはんならおすすめです。

 

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