【旅の宿|ナイル川クルーズ】動くホテルで遺跡を巡る醍醐味!そして便利!

エジプトの旅の醍醐味は、
太古からの歴史を目の当たりにすること。
ナイル川に沿って点在する遺跡を
効率よく見るにはクルーズが必須です。

「クルーズ」というと、
贅沢でゴージャスという印象もありますが、
それは海を征く大型客船の場合。
ナイルでは「ボート」といった感じです。
なんでも、
ナイル川には300を超えるクルーズ船があるそう。

4泊5日なら20万円弱の料金で、
宿泊、食事はもちろん、
接岸してからの移動のバスなど、
全てがインクルーシブ。

何よりうれしいのは、
宿泊する部屋が移動しているので、
そのまんまでいい。
ホテル移動だととても面倒です。

冒頭の写真が、
今回泊まった部屋。
もともとの狭めの二部屋を
つなげたみたいで、
バスルームも二つありました。
部屋にいる時間が長いので、
この位のスペースは必要だと思います。

部屋の窓からは、
並走するほかの船が見えます。
屋上にはプールやバー。
小さなボートが、
ロープをかけて「相乗り」状態も。

今回のクルーズは、
ナイル川中域のルクソール発。
死の谷のある土地ですね。
そこから南へと遡っていきます。

ナイル川と言えばアスワンダムと、
アスワンハイダムが有名ですが、
それよりも下流のエスナにもダムがあります。
ダムの上下で水位が違うので、
「エスナの水門」というドックがあって、
水位を調節してからすすみます。
夜中の12時ごろ、
水門を利用して上流の水位に合わせて、
さらに北上を続けます。

朝が明け始めると、
ナイル川面はとても静かで、
船のエンジンの音が
のんきに響いていました。

船での食事はブッフェ。
バラエティに富んだ洋食、
それにエジプト料理も楽しめます。
お茶の時間あります。

4泊5日の間には、
小さなボートに乗り換えて、
島の遺跡を訪ねたり、
朝の時間に川側から眺めたり、
夕日を追いかけたりと、
ナイル川を堪能するアクティビティもいろいろ。

決して「超豪華」!
というわけじゃありませんが、
ナイル川クルーズは、
川岸の遺跡をたどるには、
とっても理にかなっているのでした。

コメントを残す