大久保にはネパール料理の店がいろいろ。
比較的日本人でも入りやすい、
アーンガンというお店に。
入り口を入ると、
どーんとパゴダがあって、
供え物がしてありました。
パゴダの後ろには、
伝統的な食器が並びます。
マニ車という、
ぐるぐる回せばお経を唱えたことになるという仏具も。
ヒンズー教にはたくさん神様がいますが、
人気のガネーシャも祀られていました。
さて、こちらで食べたのはこの、
ワーナリ族のサメイ・バージ。
真ん中にお米を熱しながら潰したチウリ、
じゃがいも炒め、
大豆に緑豆、しょうが、
青菜炒めに漬物、
ネパールのゆで卵に、小魚を揚げたもの、
豆のパンケーキ、
それにマトンのカレーです。
ワーナリ族は、
カトマンズ盆地に広く住む人たち。
カトマンズで食べた時は、
それぞれ少なめの量で前菜でした。
それで、
その中から何かをちょっとだけ取って、
膳の上に置きます。
それは、
神様へのおすそ分けだそうです。
ここではこれでワンプレートのランチで、
おなかいっぱいになります。
ネパールはヒンズー教の国で、
牛肉は食べないから、
羊が美味しい。
よく煮込まれて柔らかいけど、
しっかりと羊のおいしさを感じます。
カトマンズ盆地の、
山すそのバナウティという村で、
チウラを作るところを見学。
盛大に火を焚きながら、
その上に米を潰す仕組みがありました。
こんな風に、
ぐるぐるとまわしながら、
お米が乾いて爆ぜて、
つぶれていきます。
出来上がればそのまま食べれるので、
いちいちご飯を炊くより簡単。
忙しい時に良さそうです。
そういえばちょっと、
コーンフレークに似ているような。
それと、
4種類のモモを食べました。
蒸したモモ、焼いたモモ、
揚げたモモ、辛いモモ。
トマトベースのつけダレが、
酸っぱくさわやか。
チリソースでピリッとされて、
いくつでも食べれそうですが、
実際、しっかりとした皮なので、
なかなかです。
とってもネパールな店内ですが、
大久保通りに面したビルの4階にあります。
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