台北を訪れると、
必ずと言っていいほどやって来るのが「遼寧街夜市」。
台北中心部、メトロの「南京復興駅」から、
ちょっと裏通りを抜けた先にあります。

台北にはいろんな夜市があって、
それぞれ特徴がありますが、
この夜市はちょっとしっとりとした雰囲気です。

「遼寧街」という名の通りの西側には
小さな常設の屋台が並んでいて、
ご飯ものも麺も、甘いものも食べれます。
鴨肉と海鮮の店があったり、
紙たばこの檳榔の屋台があったり。

そして、必ず寄っちゃうのがこの店「鵝肉城活海鮮」です。
しっとりとした雰囲気の夜市とは書きましたが、
このお店だけは別格！かなりド派手なネオンが目を引きます。

右が「鵝肉城」という鴨の店で、
左が「亀山島」という海鮮のお店、
のようにも見えますが一つのお店です。

表には氷の上に様々な鮮魚が並んでいて、
その奥には蒸したのと焼いた鴨が。

ここで、片言の日本語がわかる店員さんに、
指差しも使いながら食材を選んで、
「蒸す、焼く、炒める」といった調理法も相談します。

まずはしっとりとローストした鴨。
アジアの鴨って外で買っているものが普通で、
脂身もくどくないし、
肉は赤みが勝っていてあっさり目。
しょうゆベースのちょっと辛いたれで。
これで300元だから1350円くらいかな。

野菜はA菜の炒め物。
A菜はレタスの一種らしいんだけど、
しっかりとした空心菜みたいな感じ。
さっぱりと塩味で100元、450円でした。

焼きはまぐり！
プリッとしていて、
いい感じに焼けてます。
焼いてからお酒をかけたのかな。
2個250元で880円くらい。

鮑もいただきました！
こちらは炒め煮にしたもので、
にんにくと鷹の爪が効いています。
もともと淡白な鮑なので、
この位刺激的な味付けもいいです。
鮑2個で300元、1350円です。

いろいろ食べていたら、
お店の人が「サービス」って、
ゴーヤの炒め物を出してくれました。

3回までありますが、今までいつも1階の席。
壁には「個室あります」みたいな案内が、
なんとなーく艶っぽく光っていたのでした。