【まち歩き|穏やかな首都】ティンプーの街並みとアーチェリー

ブータンの首都ティンプーは、
とても小さな街で、
それもそのはず、
国の人口は70万人ほど。

少し小高い丘に登れば、
その端から端まで見渡せます。

大きな商店もなくて、
小さなお店が並んでいますが、
どれもしっかり商売になってそうで、
巨大資本とは無縁な世界でした。

ここで政治がおこなわれてて、
銀行ではお金のやり取りがあって、
商売をしている人がいて、
小さなカフェがあってと、
分かりやすい社会に思えます。

国中に信号は一つもなくて、
一番賑やかな広場には、学生がひとり。

ホテルの部屋は、
シンプルながら十分な広さで、
昔旅したどこかの国のホテルみたいで。
夕方になって窓の外を見下ろせば、
アーチェリーをしている人たちがいました。

ブータンのアーチェリーは「ダツェー」。
国技で、男性による団体競技なんだそうな。
的までの距離はなんと150m位。
的は50㎝ほどの大きさだけど、
当たってるんだなあ。

日本の弓道のように、
「キリキリッ、ギュー、スポッ」
といったプロセスが無くって、
みんな矢を弓につがえたら、
そのまんますぐにピヨーン!
全く力が抜けているのでした。

部屋に戻って、
ずいぶん日が暮れてから見てみると、
2つの街頭にぼんやり照らされてる中で、
練習している人たちが。
皆さん、かなり目がいいみたいです。

 

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