横浜市鶴見区に出かけて、
沖縄そばを楽しんでから、
念願の鶴見線に乗りました。
目指すのは海芝浦駅。
海芝浦視線の終着で始発駅です。
と言っても、鶴見駅から10分ほどです。
鶴見駅の鶴見線ホームは、
木造のドームに囲まれたレトロな雰囲気。
沿線の企業に向かう、
サラリーマンの人たちが利用します。
民家があるのは二つ目の鶴見小野駅まで。
その先は、両側に工場が並びます。
浅野駅から海芝浦支線にはいると、
右カーブで南に向かいます。
日中のこの時間は、
もう乗客は数名です。
ここからはほぼ東芝の敷地内。
だから通勤客が多く利用する朝と夕以外は、
海を左手に、静かに進みます。
更に右カーブで、
終着駅へと向かいます。
対岸には東京ガス扇島LNG基地、
首都高速湾岸線の鶴見つばさ橋が。
ほどなく終着、海芝浦駅に到着。
ホームは海に隣接しています。
列車はここに10分ほど停車して、
また鶴見へと帰っていきます。
ドアが開いて、
ホームの柵の向こうは京浜運河。
首都高速湾岸線を、
車が走っていきます。
無人の駅に「TOSHIBA」のロゴ。
この先は東芝の敷地に直結なので、
社員証がなければ入ることができず、
構内の写真もNG。
そう聞くと寂しい気持ちもしますが、
東芝の私設した「海芝公園」が
運河沿いに整備されたのは1995年。
しばしのんびりと、
海と空を楽しめます。
無人駅なので、
「乗車駅証明書」をこの発行機で手に入れて、
社内か降りる駅で清算することになります。
これがその証明書。
車内で車掌が回ってくることはありませんでした。
さて、この支線の本数は日中は1時間に1本ほど。
乗ってきたのと同じ列車で戻ります。
これを逃せば1時間ほどここにいなければなりません。
乗り込んで、発車を待ちました。
また車窓の空と運河、工場を眺めながら10分ほど。
鶴見小野駅では、
若い女性たちの集団が乗ってきました。
ここには看護学校があるそう。
みんな終着の鶴見駅で降りたのでした。
海芝浦駅 鶴見線