【食べ歩き|カンボジア料理】全てが優しい!神楽坂のバイヨンは時間がゆっくり

カンボジアのシェムリアップを訪ねたのは、
2005年だからもう15年も前のこと。
アンコールワットが目的で、
まだその頃は、
今ほど食べ物にどん欲な興味がなかったのでした。

でも、覚えているのは、
市場の食堂で食べた、
辛くなくって優しい味のおかず。
それにごはんでした。

現地で食べた3皿です。

豆とひき肉のカレーは、
甘味があってちょっとだけ辛い。
ごはんによく合います。

筍と鶏肉、卵の煮物は、
すっかり醤油ベース。
日本の煮物にそっくり。

干した魚を戻して、
甘く煮付けてあるんだけど、
これまた懐かしいような味でした。

神楽坂のマンションの1階にあるバイヨンへ

神楽坂にあるカンボジア料理の、
バイヨンは、
マイさんというシェフが切り盛りする、
小さなお店です。

店に入ると、
何か不思議な模様が描かれた赤い布。
聞いてみたら、
何かのおまじないだけどよくわからないって。(笑)

どうも、喫茶店か、
またはスナックだったような店内。
奥には、
畳敷きの座敷もあります。

魚のカンボジアカレー煮込み、
「アモック」を食べてみました。
カンボジアではよく魚を食べるそうだけど、
日本だと淡水魚が手に入りにくくて、
お店のメニューには少ないんだって。

やっぱり少しだけ辛くって、
優しい味。
この日は鯛を使っていました。

別の日には、バーイ・チャー、
カンボジアチャーハンを。
他の人たちが食べてて、
食べてみたかったんです。

おもしろいのは、
小さなダイスに切った大根が入っていること。
カンボジアでは、
大根はいろんな料理に使うそうです。

ランチセットには、
海苔のスープが付きます。
ほんのりと磯の香り。

ピクルスは、
大根、にんじんにきゅうり。
酸っぱさ控えめ、
甘さしっかりです。

この日のデザートは、
かぼちゃとタピオカのココナッツミルク。
想像通りの優しさです。

麺類が好きなら、
スープ・クイティウ。
豚骨と野菜スープの、
とっても細い米の麺です。
スッキリスープで、
夏には特にいいかも。

チャー・サイッチュル・チアモイ・ボンライ!
名前が長いけど、豚野菜炒め。
トマトの酸味が食欲をそそります。

セットには含まれないけど、
カンボジアコーヒーもなかなか。
さらさらっとした舌触りが残って、
酸味は少なめ。

うちに帰って、
アモックを作ってみました。
調べてみると、
「ごちそう系アモック」みたいな、
魚に海老、たまごものせて、
バナナの皮で作った器に入れて蒸す、
というのもありますが、
これはあくまでも自宅ごはん風。

アモックに入れたのはチンゲン菜。
それに、オクラを揚げて、
一緒に食べました。

付け合わせのピクルスもね。
これおいしいんで、
普段からリピートしそうです。

まだまだ、
おいしそうなものがいろいろあるバイヨン。
また行かないと!

Siem Reap 2005 / シェムリアップ 2005

 

 

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