チェンマイは、
「北方の薔薇」とも呼ばれる、
タイ北部にある古都。
四方を堀に囲まれた旧市街には、
いくつも美しい寺院があって、
歩いているだけでも、
2,3日は飽きないといった感じです。
訪れたのは飽きのランタン祭りの頃。
街を上げた、
灯りが灯った山車の長いパレードに、
空には紙のランタンを上げて、
河に小さな灯篭を流します。
そのチェンマイのおいしいものと言えば、
「カオソーイ」という麺料理。
ベースはタイのレッドカレーですが、
麺は中国から来た中華麺、
最後にかけるカレー粉は、
ミャンマー経由で渡ってきた、
インドのものです。
地図を見ればなるほど。
このあたりはどこにも近い土地でした。
着いたその日に食べたのがこちら。
街で人気の食堂です。
中華麺の揚げたものを乗せます。
こちらのは、あげたワンタン風のものも。
紫の小玉ねぎに、
タイの高菜漬け「パッガードン」が別添えで。
ごはんがついてますが、
実はこの丼サイズが小さいんです。
なので、
最後にご飯入れてたべてちょうどいい。
これは市場の屋台で。
これも小さい!
ごろっとチキンが入ってて、
麺は平打ち。
揚げ麺もたぶん同じのを上げた様子です。
料理教室では、
カレーペーストから教えてもらいました。
レッドカレーは赤い唐辛子に、
ガランガル(生姜)、にんにく、
レモングラスも一緒に、
すり鉢で40分。
グリーンにマッサマンペースト、
それにレッドにピーナッツを入れたパナンペーストも。
まぁ、大変な作業でした。
そして作ったのがこちら。
あげた麺と紫小玉ねぎをトッピング。
ライムは小さなサイズのものです。
レシピ:カオソーイ
材料:2人分
鶏ガラスープの素 | 小さじ1 |
レッドカレーペースト | 大さじ1 |
カレー粉 | 小さじ2 |
ココナッツミルク | 200ml |
水 | 300㏄ |
パームシュガー(なければ砂糖) | 小さじ2 |
ナンプラー | 小さじ2 |
ライム | 1/4 |
紫小玉ねぎ(なければペコロス) | 2個(薄切り) |
ピーマン(オプション) | 1/2個(2㎜幅に切る) |
鶏むね肉 | 100g(1㎝幅のそぎ切り) |
中華麺 | 1玉(茹でておく) |
揚げ焼きそばの麺(太) | 1玉 |
パクチー | 適量 |
作り方:
- 鍋に水を入れて沸騰したら、鶏がらスープの素を入れ、鶏むね肉とココナツミルク50㏄をいれて、鶏むね肉に火を通す。
- レッドカレーベース、パームシュガーとナンプラーを入れてよく混ぜて、残りのココナツミルクを入れて沸騰したら、カレー粉をいれて30秒そのまま沸騰させておく。
- 小玉ねぎとピーマンをいれて、少し柔らかくなったら火を止める。(30秒くらい)
- (以下一人分づつ)器(どんぶり)に中華麺を半量ずつ入れて、鍋からスープ―を入れてよく合わせる。
- それぞれの器に具も入れて、揚げ焼きそばの麺半量をのせて、コリアンダーを飾り、カレー粉小さじ1/4を振り、ライムを添える。
- 自分は生の玉ねぎをトッピングするより、少し火を通したもののほうが好みです。
- 紫玉ねぎ、パームシュガーはアジア食材のお店などに売っています。
- 辛さは、レッドカレーペーストの量で調整します。
- 中華麺と揚げ麺のバランスはお好みで。このレシピは揚げ麺多めで残さず使い切りになります。
- 残ったスープにご飯を入れて食べるとおいしいです。