今回は、
フレンチの5コース。
実際に食べてきたものもあれば、
そうでないものもありますが、
前菜4種はかなりシンプルです。
最初は、
リヨンで食べたリヨン風のレンティルのサラダ。
レンティルをアルデンテというか、
きっちり歯触りが残るように茹で、
玉ねぎと赤ピーマンのみじん切り。
ほんとは赤ピーマンじゃなくてニンジンだけど、
好きなんで。
ワインビネガーと塩・コショウで和えるだけ!
かなりシンプルですが、
とってもおいしくて、止まりません。
リヨン風サラダは、
厚切りベーコンにポーチドエッグ、
大きくカットしたパンで作ったクルトンで、
マスタードを入れたドレッシングで。
これはもうある意味完全食!
ワイワイと取り分けて、
軽めのワインが進みます。
太くて立派なアスパラを手に入れて、
茹でて焼いてパルメザンチーズ。
ソースはサバヨン。
卵黄とすましバターにレモンを絞って。
これだけ濃厚なソースだけど、
アスパラの存在感は変わりません。
とんがった味に、
ソースの丸い感じが合うんだね。
トローリ半熟たまごが入った、
スモークサーモンで包まれたゼリー寄せ。
いい型が見つからなくて、
形がいまいちなんだけど。
つるっと、アッサリで、
メインの前にぴったり。
なんだか、
リセットしてくれる感じでした。
メインは大鍋で、
ブフ・ブルギニヨン。
ブルゴーニュ風のビーフシチューですが、
意外に手間がかかる!
野菜をいためてオーブンでローストして、
肉を焼いて、
一緒にしてオーブンの低温で3時間。
取り出して、
煮汁を取り出して詰めて、
それを戻してちょっと煮て、
みたいな。
しっかし、それだけあって、
おいしいのでした。
重い赤ワインによく合います。
ちなみに、
使った鉄鍋はすき焼き鍋です。
年に何回かしたすき焼きは作らないから、
普段からスキレット代わりに使うようにしています。
デザートはクルミのパイ。
クルミに砂糖をまぶして、
生クリームと煮ていくと、
ちょっとカラメリゼされて、
クリームも沸騰してふわっと。
これもシンプルだけど、
クルミっておいしいなと。
というわけで、
平成最後の「自宅で旅ごはん」は、
シンプルなフレンチ。
もっといろいろ知りたいと思いました。
「もう知っている」
って思ったら、
それが限界なんだって、
ちょっとこの先も、
ぐいぐい旅に出ないとなと、
あらためて思った夜でした。