ミャンマーには、いくつかの民族があるけど、
その中でもシャン族の料理は、
シンプルで優しくっておいしい。
その都はミャンマーの真ん中に位置するタウンジー。
そのすぐ南にはインレー湖があって、
水辺で生活する人たちの生活は穏やかです。
ちなみにタウンジーの標高は3800m。
富士山より高いので、あまり暑くなく過ごしやすいんです。
ニャウンシェという町から、
川を下ってインレー湖に入ると、
伝統的な漁法をデモンストレーションする人が数名。
これでチップを稼いでいました。
湖畔の村を回って、
首長族にあったり、マーケットに行ったり。
一番の感動は、「鈴の寺」でした。
数百の尖塔にそれぞれいくつかの鈴がついていて、
風が吹けばその音に体が包まれます。
ニャウンウーのホテルは、
小さな個人経営のバンガローで、
朝食はビュッフェではなく、
毎日、異なるメニューを出してくれました。
でも必ず、シャンヌードルは毎日。
ちょっとづつ、具やスープにバリエーションがあります。
麺は米の麺、
フォーと似ています。
スープは鶏ガラで、
具は、鶏や豚のひき肉を、
辛く味付けしたものです。
この日はチキンに、
辛めのスープ。
面白いことに、
高菜漬けのような漬物があって一緒に。
他の日には、
もっとスープが少ないものだったり、
漬物がキャベツだったり、
スープがクリアだったり。
そうです。好きなように作っていいんです。
今回は、とってもあっさりしたタイプを作ります。
<レシピ>
材料:二人分
鶏ガラスープ |
800㏄ |
湯を沸かしスープの素を溶かしておく |
ピーナッツオイル又は植物油 |
大さじ2 |
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ニンニク |
1かけ |
みじん切り |
チリパウダー |
小さじ1/4 |
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鶏ひき肉 |
180g |
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トマト |
大1 |
粗みじん切り |
ナンプラー |
大さじ1 |
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ライスヌードル(フォー) |
140~160g |
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<後乗せ・別盛> |
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ローストしたピーナッツ |
20g |
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青ネギ・しし唐 |
各2本 |
斜め切り・小口切り |
青菜の漬物(高菜漬け) |
大さじ2 |
粗みじん切り |
作り方:
- 小さいソースパンに、オイルを温めたら、ニンニクを入れて香りが出るまで火を入れる。焦げて色が変わらないようにする。チリパウダー、鶏ひき肉、トマト、ナンプラーを加えて、さらに10分ほど炒めて鶏肉に火を通す。
- 市販のライスヌードルをその表示通りにゆでて、水に取る。
- 器に2を入れて、1を乗せ、鶏ガラスープを注ぎ、後乗せの具を乗せる。青菜の漬物は別盛に。
コツ:
- 鶏ひき肉は火を入れすぎると固くなるので、全体に火が通ったら火を止めます。
- チリパウダーは、ものによって辛さも違うのでお好きなように調整してください。なければ一味唐辛子でも。
- スープ、具、麺をそれぞれ作っておいて、食べるときにスープを煮たてて器に盛って食べてもOK。家族がいれば、時間差で好きなだけ食べるように準備しておけます。