土井善晴 著/ おいしいもののまわり

Eテレの今日の料理で見る、
NHKの後藤繁榮アナウンサーとの軽妙な掛け合い、
大好きで、ビデオに撮ってまで見ています。

今日の料理の土井先生は、
なにしろ話が分かりやすい。
材料や分量の後ろにある、「意味」を、
日常の言葉で教えてくれる。
そして、
合理的に、おいしくなる方法を、
キッチリと説明してくれます。

そしてこの本では、
料理をするにあたって、大切にすべきことを、
丁寧に、とても心に沁みやすい言葉で、
子供に説き聞かせるように語ってくれます。

土井先生から比べたら、
自分のようなレベルは、子供同然ですよね。

厨房で洗い物をしているとき、
食器を割ってしまう人には、
食器を割るなと言葉にはせず、
「音を立てないように洗ってごらんなさい」と。
そうすれば、割ることがなくなるんだそうです。

こんな風に教えてくれる人がいたら、
本当にうれしい。

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