【旅ごはん|ネパールのお母さん】郊外の村でランチをごちそうになった!

ネパールの首都、
カトマンズからカトマンズ盆地を東へ。
クルマで1時間ほどで、
パナウティという村へ。

そこに住むサインジェさんのお宅へ、
お昼ご飯をごちそうになりに行きました。

着くとお母さんが料理の最中。
明るくて広いキッチンには、
風も入って気持ちがいい。

カトマンズのほこりっぽい都会とは、
全く違うのどかさが、優しい。

フライパンを使って、
いろいろな野菜で野菜のカレー、
「タルカリ」を数種。
それにレンズマメのスープ「ダル」。

「たまご焼き食べる?」と聞かれて、
もちろん「はい!」と答える。

ネパールのカレーは、
インドのように玉ねぎを炒めたりせず、
粉末のスパイスもあまり使わず、
生のハーブをたくさん使うようで、
それはスリランカのカレーと似ているな。

炊飯器に電気ケトル。
なんだか味のある使い込み方がいい。

屋上にハーブや唐辛子があるよと、
もう少しかかる準備の間に見に上がったら、
なかなか。
料理に使うものは、
ほぼここで育てているんだって。

軒先には、
大量のニンニクがぶら下がってて、
あ、こういう保存方法でいいんだったと、
冷蔵庫に入れるのがすっかり当たり前になってて、
ハッとさせられた。

準備が整って、
「おなかすいてる?」と聞かれて、
もちろん「はい!」と答えた!

この後も、
食べている間に時折、
「もっと食べる?」と聞いてくれて、
「ネパールのお母さんは、
みんなこんな風なんだよ」と。

「ダル・バート・タルカリ」、
バートはご飯のこと。
それにしても、
やさいがおいしい。

いんげん、茄子、ゴーヤ、えだまめ、
じゃがいも、かぼちゃ、唐辛子、オクラ。

トマトとチリのソースが刺激的。

こうやって、
ごはんの皿にとって、
ダルもかけて食べます。

食卓の向こうの窓からは、
村が見下ろせて、
とても静かで、
どこかで誰かが何かをしている音や、
話している声が、
たまに聞こえてきて。

誰かのうちで、
こんな風に普通のごはんを、
(この場合はネパールの典型的な自宅ごはん)
作ってもらって食べるなんて、
もう、何年ぶりだろう。

子供の頃には、
「ご飯食べていきなさいよ」なんて、
友達のお母さんに言われたりしたっけなぁ。

 

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