初夏の北京を訪ねました。
中国本土は、もう25年ぶり以上かも。
一度上海に行っただけです。
北京はいつも気になっていました。
北方の中華を食べたいなというのもあるけど、
映画「The Last Emperor」の、
あの紫禁城を見たかったんです。
夕方北京に到着して、
紫禁城の北側にあるホテルへ。
周りは胡同で、
ローカルな雰囲気です。
紫禁城の周辺は、
昔からの胡同が残っていて、
景観保護の対象になっているのだとか。
部屋はシングルで、
窓の外には食堂などの施設も。
フロントで、
ここは学生用のドミトリーかと聞いたら、
「リーダーたちが北京に来た時に
泊まる施設で、普段はホテルだ。
あなたもリーダーですか」と。
すぐ外の通りには、
いくつかの食堂や小さな商店があって、
とりあえずこの店に入ってみた。
刀削麺は北京から見ると西の、
山西省の料理。
刀で麺を削って湯に飛ばし入れて茹でる、
日本でもおなじみのあれです。
店内には、
仕事帰りの男数人のグループ、
同じく男二人組。
ビールを飲み、料理をシェアしてました。
かなり渋い!
自分もビール!ということで、
燕京というブランドの10°Pのを。
燕京は昔の北京の呼び名で、
麦芽の使用率が10%という意味らしい。
そして、「牛肉刀削麺」を。
合わせて79元、
1500円ちょっとでした。
もっちりとした小麦の麺が、
濃厚に見えてさっぱりとしたスープに、
まぁまぁたっぷり入っていて、
良く煮込まれた牛肉とねぎ。
あったかくって美味しい。
中国の南の地域とは違う、
重みを感じる味でした。
店の奥を覗くと、
刀削麺マシーンが
せっせと刀削麺を削り、
鍋に投入していました。
百度地図↓
https://j.map.baidu.com/d6/UIVg
というわけで、
5泊6日の一人旅が
始まったのでした。