台北駅の北側は、
いかにも駅前といった風情で、
小さめの旅館みたいなホテルがあったり、
飲食店もあったりして。
それに、
ちょっと古めの建物が多くて、
ちょっと懐かしい「駅前」って感じです。
そこにある「大稻埕魯肉飯」は、
ちょっとこっくりとした魯肉飯の店。
さらさらとしたたれの場合が多くて、
他におかずと一緒に食べる魯肉飯ですが、
ここのはしっかりとした味付けで、
これだけで完結しています。
ほら、
こんな感じで甘辛のたれ。
ご飯にねっとりと絡んで、
味がしっかりしてるので
卵黄との相性もばっちり!
サイズの大が40元で180円くらい、
小は30元で140円くらいです。
そしてスープは「蘿蔔湯」を。
蘿蔔は大根のことで、
湯はスープですね。
いい具合に柔らかく、
優しい味が浸みていて、
ほっこりさせられます。
60年前におじいさんが台北駅裏で開店。
その後開発のため閉店となり、
おじさんが台中に移転して開業。
今の3代目になって、
創業の地に戻ってきたそう。
いつも行列だそうですが、
通りのちょっと先に
席だけのスペースもあるので、
回転は速いと思います。