【旅ごはん|不思議な実と青いご飯】シンガポールのペラナカンなストリートで


シンガポールで食べる楽しみの一つが、
ペラナカン料理。
中国の海南からマレー半島に渡ってきた男性移民が、
地元の女性と生活を始めて生まれた料理です。
世界の他の地域にはない、
独特な料理とそのテイストがたまらない!

ペラナカンの建物も残る、
カトンという地区にある、
Guan Hoe Soon Restaurantへ。
1953年創業のペラナカン料理の店です。


ちょうどランチ営業が終わりそうな時間に、
もうすっかりお客も引いちゃった状況で入店。
で、女主人に「これぞペラナカンていうの食べたいです」と。

それなら「オタオタ」と
「アヤム ブア ケルマックね」ということで、
素直に従います。(笑)

すぐ上の写真がオタオタ。
魚の粗目のすり身に、にんにくと玉ねぎ。
レモングラスとターメリックも入れて、
ココナッツの葉に包んで蒸したもの。
香りはエスニックだけど、
魚のすり身ということで、
日本人にはなんとなく馴染みます。


冒頭の写真と直上の写真がアヤム ブア ケルマック。
鶏肉をインドネシアナッツと一緒に、
スパイスとハーブで煮込んだ、
カレーといった印象の料理。

インドネシアナッツは殻に入っていて、
中に繊維質にほどけた実が入ってました。
面白い食感で、独特の旨味があります。

青いご飯は、
バタフライピーという実と一緒に炊いたもの。
青い食べ物って珍しい!

お店があるJoo Chiat Roadには、
ペラナカンマンションが多く残ってて、
高層ビルもなくって落ち着くなぁ。
住むならこの辺がいいなと思うのでした。

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