マラッカは、
マレーシアの古都。
オランダの植民地時代の建物も多くて、
なかなかの観光地です。
町の中心のランドアバウトの真ん中に、
とら!いい顔してます。
たくさんのお金の上で。
中華系の人たちも多い街です。
中国の海南から渡ってきた、
男性の労働者たちが多かったマレー半島。
「海南チキンライス」があるわけです。
マラッカにも「鶏飯」のお店は多くて、
でも「粒」って。「飯粒」って。
さっきのランドアバウトのすぐそばの、
「古城鶏肉飯粒」に行ってみました。
中に入るとすぐ、
こんな感じで、
蒸した鶏、ローストした鶏、ローストした豚、
それに付け合わせの野菜なんかも並んでて、
あの中華の丸太のまな板の上で、
ばんばん切ってます。
チキンライスの鶏って、
最初に茹でて、
そのゆで汁でご飯を炊くわけで、
もうすでに、
出来上がってるんですね。
あとは盛り付けるだけ。
さて、チキンライスと一緒に、
茹でたオクラのサンバルソース。
サンバルは、
唐辛子とかハーブを入れた、
ピリリの辛いソース。
それが、
茹でたオクラによく合う。
日本でいう夏野菜だからかな。
で、こちらが蒸し鶏のハーフ。
「カンプンチキン」という名前で、
しっとりと蒸した鶏に、
しょうゆベースのあっさりソース。
ちゅるっとした舌触りと、
柔らかな肉。
作り置きだから、
温かくはないです。
38リンギットだから、1200円ほど。
こっちは1/4サイズで20リンギット、
700円位。
それに、
ゆで汁で炊いたご飯を、
ちっさいボールに丸めたのも。
これをね、
ちょっとたれをつけながら食べると、
なんだかおいしいです。
丸めなくてもいいような気がするけど、
なにかがおいしくなる感じ。
1個0.5リンギットで20円ほど。
運ばれてきたお皿の、
映えなさ感がすごかったので、
一人分、
小さいお皿にまとめてみました。
テーブルには追加のサンバル。
何しろ注文から、
運ばれてくるのがあっという間のチキンライス。
でもゆっくりと堪能して、
でも長居したりしないで、
ちょうどいい感じでサッと帰りました。