【旅ごはん|沖縄そばの旅④】骨があるニューウェーブな店で厚揚げも乗ってる

 

まぁご覧ください、
この素晴らしい金月そばの姿を!
読谷に本店、
恩納と那覇にもお店がある金月そばです。

沖縄そばの旅の4件目は、
中部の読谷本店でした。

「金月」と書いて「きんちち」と読みます。
2008年にオープンした金月そばは、
オーナーも若くって、
自由感あふれるのですが、
それでも、
大事なものは大事にしているという、
そんなお店かな。

入ればそこに券売機が。
金月そば、沖縄そば、炙り軟骨ソーキそばと、
この3つがちぢれ太麺。
坦々そば、ゆし豆腐そば、そら豆野菜そばは、
ストレート麺。
おすすめは金月そばと坦々そばですが、
やっぱり初めてだし、金月そばにします!

ガラス越しに、
製麺のためのスペースがあります。
自家製麺なんですね。
しかも沖縄県産の小麦を使っているそう。
県産100%を狙って小麦生産もしているとか。

もちもちっとした食感で、
噛めば小麦の味がする麺。
そこに、三枚肉、それに島豆腐の厚揚げ、
別皿でソーキが2ピース!

スープがこれまた、
鰹、鯖、煮干し、とびうおなどの、
7種の魚節から出汁を取っているということで、
魚の出汁感がかなり強く感じれますが、
豚と鶏からの出汁と一緒になって、
複雑な旨味の塊になって、
うまく調和しています。

ラーメンでも煮干し系があります、
ちょっとそんなイメージ印象も。
醤油の香りもしっかり感じられました。

これは、ニューウェイブなのかな。
特徴がはっきりしてて好きです。

ジューシーもいただきました。
「やんばる鶏ジューシー」。

以前にもジューシーは食べたことがあったのですが、
今回の旅ではその美味しさを再発見。
ぱらぱらっと炊き上がってて、
やっぱり旨味がしっかりあって、
でも「醤油味」みたいになってない感じ。

多分、
「ジューシーの素」を使ってうちで炊いたから、
なんとなく重い印象だったんですね。

さて、すぐそばには「やちむんの里」があって、
いくつもの陶芸などの工房と、
ギャラリーが集まっています。

オレンジ色の沖縄瓦の登り窯。
かっこいいのでした。

少し南へ走れば嘉手納基地があって、
広大な土地に滑走路が。
あぁ、沖縄の基地問題って、
ここで起きていることなんだなと。
おいしいおきんわそば屋のすぐそばで起きてるなって、
みんなの生活の隣で起きているんだなと、
あらためて感じたのでした。

 

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