【いろいろ|日本の発酵茶】高知に伝わる幻の珍茶「碁石茶」

高知の山奥、大豊町に伝わる「珍茶」、
それが「碁石茶」。
碁石のような形らしいんだけど、
それで碁石茶だとか。

銀座の高知県のアンテナショップで、
ティーバッグ入りのものを見つけて、
買って帰りました。
それにしても、
「一度は失いかけた」って、
なかなか気になるパッケージです。

緑茶を漬物と同じように付け込んで、
発酵させた「乳酸発酵茶」なんだって。
緑茶は発酵させない不発酵茶、
烏龍茶・紅茶は酸化酵素による自家発酵茶、
ぷーアール茶は空気中の微生物による発酵茶、
だそう。
完全発酵させたお茶は日本ではここだけ。
海外でも中国雲南省とか
ミャンマーの一部にしかないんだって。

お湯を注ぐと、
ほのかに筍の皮のような香り。
飲んでみると、
「葉っぱ」という青臭い感じと、
酸っぱさがあって、
香ばしい感じが入り混じります。

長年乳酸菌が住み着いた、
むしろの上に干して作るそうで。
腸活にもいいと、
最近話題になっているそうです。

10月20日にスタートした、
「くらしと微生物のウェルネス・マガジン&ダイアログ」
KOSMOST(コスモスト)に、
スリランカの紅茶工場の記事を書いた時、
調べものをしていて出会った碁石茶でした。

「スリランカで最高級の紅茶ゴールデンティップを」
http://kosmost.jp/outside-yourself/sri-lanka-tea/

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