【食べ歩き|味良し雰囲気良しのインドネシア】ちょっと複雑な過去を持つ!(笑)

目黒駅から白金方面へ歩いて、
庭園美術館のはす向かいにあるCABE。
インドネシア料理の店です。

平日のランチメニューは、
半月ごとに変わるみたいで、
お持ち帰りもOK。

階段を上がると黒板があって、
今月の予定が。
インドネシアの祝日も書いてあるけど、
その日も開けてますって。

いきなり雰囲気たっぷりのエントランスですが、
それもそのはず、
2016年まで57年も営業していた、
日本初のインドネシア料理店、
「セデルハナ」を居抜きでオープンしたらしく。
本店は武蔵小山にあって、
すでに18年の歴史の CABE チャベ。

お店に入ると、
いろんなものがありまして、
手書きのハガキを売っていたりもします。

歴史を感じさせるポスターもいろいろ。

中は広々していて、
2つの壁の黒板にたくさんのメニューが。
日本語での説明がわかりやすい。

ランチの「Nasi Champr」、
いろんなおかずのお弁当みたいなのです。

プレートにおかずが5品、
スープとドリンク付きで1000円。

チキンスープは、
セロリが効いててしっかりしたお味。
これを飲みながらプレートを待ちます。
自家製の唐辛子ソース「Sambal」も、
運ばれてきました。

Tempe Mendoan テンペの天ぷら。
テンペは大豆の発酵食品、
四角く固めたもので、
大豆の香りがしっかりしますが、
納豆のような粘りはありません。
この暑さに切って揚げたもの。

Reandang は牛肉のスパイス煮。
スパイスは、生のものを使います。
唐辛子、ガランガル(生姜みたいな)、レモングラス、
エシャロット、にんにく、生姜、ターメリックとか。
ココナッツミルクでゆっくりと煮こんでおいしい、
インドネシアの代表料理です。

Opor Ayamはチキンのココナッツ煮。
こちらは優しいお味。
厚揚げにじゅわっと浸みた、
甘い香りがエキゾチックです。

Terong Dabu-dabu は茄子のダブダブソース。
ダブダブソースはマリネした野菜でさっぱり。
茄子のほうはというと、
しっかり油で火を通していて柔らかい。

ごはんにフライとオニオン、
野菜のピクルスAcharが添えてあります。
山盛りだけどちょうどいい。

どの料理もおいしくて、
インドネシアの定番料理を一通り食べるなら、
かなりリーズナブル。
ゴハンのお替り無料です。

店内には、
インドネシア雑貨、お菓子、
CDなんかも売られていて、
その趣がまたいいんだな。

インドネシアの国旗に、
テレビにはインドネシアの番組が。
雰囲気出てます。

エスニックな伝統衣装を着た、
首振り人形もいい感じ。

ケースには、
インドネシアのヴィンテージなおもちゃ。

古い椅子に、古いジュークボックス。
まだ聴けるのかな。

コーヒーを淹れるのは、
この小さな屋台の上。

平日のランチタイムには、
インドネシアのスマトラ出身、
とっても優しいイーチャさん。
食事の面倒を見てくれて、
いろいろ教えてくれます。

次はゆっくり、
夜に出かけたいな。

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