なんと、
日本には蕎麦屋より寿司屋が多いそうで、
しかも、
旨い蕎麦屋というと、なかなか。
妙に老舗っぽい、
量が少なくてお高いお店とか、
カジュアルすぎて、
なめてんのかみたいなのとか、
納得感がある蕎麦屋は、
なかなかないかも。
そんな昨今、見つけたのがここ。
北海道で一番人口が少ない村、
音威子府(オトイネップね)の、
ひきぐるみっていう田舎蕎麦が食べれます。
杉大門通に入って、
100mも歩かないかな。
左側にある花屋さんの脇に、
入り口があります。
全く、飾り気のないドア!
こういうの、いいよね。
入って右にカウンター、
左に小上がりで、
四人の掘りごたつ形式のが2つ。
職人さんはきびきびとして、
もったいつけるタイプでもなく、
寡黙ってこともなく、
丁寧に、
いろいろ教えてくれます。
ランチだったんで、
炊き込みごはん付きの天ざるで。
ごはんには、
蕎麦が身のまま炊きこまれてて、
ぷちぷちという食感で美味しい。
蕎麦味噌がなかなか合います。
この日の天ぷらは、
海老とアスパラガス。
揚げたてで、おいしいわけで。
じゃーん!
黒いです。
そしてしっかりとした歯ごたえ。
噛めば噛むほど旨さが感じられて、
野性味あふれる蕎麦でした。
いやぁ、
もちろん生成された更科系のおいしさも分かりますよ。
でも、
もともとが山形生まれのせいなのか、
やっぱり田舎蕎麦がいいな。
それも、
これは田舎蕎麦の中でも、
相当な田舎蕎麦だと思います。
ごちそうさまでした。
夜の居酒屋営業にも行ってみたい!