【旅ごはん|バクテー】肉骨茶ってお茶じゃないのだった!

バクテーは、漢字で「肉骨茶」。
きっと、
動物の何かを煮詰めた薬のようなものでは、
と思っていました。

去年の夏、
俳優の斎藤工さんが登場した、
シンガポールの観光と食のイベントで、
「僕も作ります」と紹介して、
なるほど、スープなんだと。

シンガポールの、
バクテーの老舗「松發」と書く、
ソンファ・バクテーに出かけました。
早めの夕ご飯というか、
遅めのお昼というか、
かなり中途半端な時間だったのですが、
20人くらいの行列。

1969年に屋台で始まったこのお店、
いまではこんなに立派に!(しらんけど)
そして、そばにはもう一つ店舗があるほどの人気。

店内は屋台の雰囲気に作られてて、
当時ってこんなんだったのかなと。

これが、そのベーシックなバクテー。
よく豚のスペアリブが煮込まれて、
肉がほろっと骨から外れます。

スープには、
スターアニス、シナモン、クローブ、白コショウ、にんにく、
などが使われているとのこと。
漢方薬って感じの味じゃなくって、
スッキリしたスープに、
しっかりスパイスが効いてるといった感じです。

こちらは、
毎日数量限定の、
Premium Loin Ribs Soup で、
たっぷりとした肉量でした。
味は、同じです。

白ご飯に、
ほうれん草炒めと、高菜に似た漬物と、
中華の揚げパン油条で。
暑い国でも、
ガッツリ食べれる、
働く人のごはんといった印象です。

日本に帰ってから作ってみました。
それなりにおいしい。
でもやっぱり、
なにかガッツリ感が足りない感じ。
まだまだ作って
もっとおいしくしてみます!

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