ルクセンブルクは、
フランスとドイツ、ベルギーに囲まれた、
ほんの神奈川県ほどの広さの国で、
そこに人口が58万人弱。
ちなみに、
神奈川県は930万人です。
旧市街は断崖で囲まれて、
自然の要塞。
侵略とか、攻撃を受けがちだけど、
こんな小さいのに、
しっかりとみんなまとまった国です。
旧市街のお昼時、
落ち着いたレストランに入ってみると、
地元の皆さんたちでテーブルがいっぱいでした。
Café-Restaurant Um Dierfgen
は狭いけど、
2階もあって思ったより広い。
ファイナンス系、
はたまたEU系のビジネス系の
おじさま、おばさま系がほとんど。
ウェイターに、
ルクセンブルグならではのものを聞くと、
これだということで、
Judd mat Gaardebounen。
豚の首肉をスモークしたものです。
とはいえ、ハムで、
ちょっとねっとりしたジャガイモにもベーコン。
小さめのソラマメは皮つきで。
スープも、ソラマメ。
全くびっくりしない、
予想通りの味でした。
質実剛健で、まじめな感じがする、
ルクセンブルクの印象そのもの。
なにしろ高低差があるんで、
いくつか無料のエレベータがあります。
これはパノラマで、
景色とちょっとしたスリルを楽しめます。
エレベーターを降りれば、
川沿いにも街が広がって、
引き続きのんびりとした風景でした。