【旅ごはん|ルーマニアのランチセット】ブカレストの古いカフェにて

Caru’ cu bere は、
ブカレストの旧市街にある、
1899年創業の古いカフェ。
自家製のビール醸造所が、
その前身でした。

その旧市街が、案外荒れてて、
10年くらい前までは、
かなりひどくて人も歩いてなかったとか。
建物に入ると、
その奥がこんな風になってて、
かなり趣があります。

このお店、
12時になるとランチがあるので、
出かけました。

やっぱり、自家醸造のビールは飲みたい。
スッキリしてて飲み口がよくって、
ランチにちょうどいい感じです。
これはランチのセットには含まれません。(笑)

前菜のセクションから選んだのが、
「Ciorbă acră de potroace」、
その名も、「鶏の臓物の酸っぱいスープ」。

砂肝や肝臓などの内臓肉は、
きっちり処理されていて、
野性的な旨味を感じます。
じゃがいもににんじんの野菜、
それに、
発酵させたキャベツを使っているので酸っぱいんです。

そして、メインは Mititi ミティティ。
牛肉や豚肉のひき肉を、
棒状に成形して炭火で焼いたもので、
肉味しっかりのハンバーグのようです。

ちなみに、セット全体に2つのサイズがあって、
大が700円、小で620円。
自分は小を頼みました。
ちなみに、
大だとミティティは3本になります。

付け合わせには、
野菜のピラフをすすめられました。
ほんのりなんだろ、
たぶんチキンのスープで作ってあると思います。

最後にデザートはチョコレートケーキ。
家庭でよく作られているデザートということでしたが、
なかなか甘くって、
午後のパワーが充填できる感じです。

東ヨーロッパで、
ケーキにフォークやスプーンを刺して、
テーブルに運ぶのを、
あっちこっちで見ましたが、
こちらも。
あらかじめデザート用のフォークなどを、
テーブルに出していないので、
デザートと一緒に持ってくるわけですが、
途中で落ちないように、
ぶっ刺しているのではないかと思われます。

他にもいろんな郷土料理を、
手軽に楽しめるに、
お店の雰囲気も趣があるので、
おススメです!

 

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