【旅ごはん|ルーマニアのロールキャベツ】キャベツが違うのだった!

ブカレストの、
日曜日の夕方には、
あっちこっちのレストランに人が出て、
ソーシャルな感じでのんびりです。

伝統料理がおいしいけど、
比較的新しいお店に。
お目当ては、
ロールキャベツです。
それが、
ルーマニアのは、
ちょっとキャベツが違うらしく。

通りが見渡せるテラスで。
ひとり飯のお相手は、
青い消火栓です。(笑)

Pious Croquette は、
「敬虔なるコロッケ」という意味だけど、
ズッキーニをメインにした、
野菜コロッケ。
これに地元のビール、
きりっとした
Ursus がよく合います。

そして、
こちらがロールキャベツ。

しっかり煮こんであって、
柔らかくって、
煮崩れてそうで、
そうでもなく。

ヨーグルトと、
ポレンタ(コーン粉をぐるぐるとしたもの)と。

Sarmale “Forget me not” がメニュー名。
ロールキャベツ 「私を忘れないでね」か。

お味のほうは、
牛・豚・羊の合いびき肉の、
旨味がしっかり。
でも、なんとなく爽やかな印象。
ヨーグルトだけじゃないなと。
それは、
キャベツを発酵させているから。
旨味が増えて、
ほんのり甘く、酸っぱい。
旨いです。

ブカレストのダウンタウン、
小ぎれいなこのお店は、
Lacrimi și Sfinți 、
「涙と聖人」という意味でした。

奥にはサンルームがあるので、
冬のランチにもよさそう。

店内には、
大きなテーブルに椅子が並んで、
ワイワイと楽しめる雰囲気。

キッチンは、
窓はあるけどオープンで、
旨そうなものが次々と。
とってもいい意味で、
カジュアルなんだなぁ。

地下のトイレへのアプローチには、
ルーマニアに昔からあるお飾りがあって、
これ、
なんだかお正月っぽいというか、
日本と似てる雰囲気で。

ヘラジカか!?
と思ったら段ボールのオブジェ。
豚さんと、犬さんは、
レゴでした。


家に帰ってから作ってみたけど、
キャベツの漬物は、
なんと丸ごと、
数週間つける必要があるので断念。

オーブンでゆっくり火を入れていくと、
鍋で直火にかけるより、
おいしさが多いような気がしました。

 

コメントを残す