モロッコの首都カサブランカから、
古都マラケシュへは電車で4時間。
地元の人たちと一緒に、
重そうな電車に乗り込みました。
宿泊する「リヤド」は、いわゆる民泊。
古い家の内側を全面的に改装した可愛いこのリヤドは、
マラケシュの旧市街(メディナ)の、
迷路のような街の奥にありました。
建物に入れば、
吹き抜けのパティオ。
囲むように、1階と2階に、
5つの客室があります。
宿泊客が集まれるリビングも広く、
パティオに面しています。
そのリビングからパティオを見れば、
自然光が入る、穏やかな空間。
パティオには天窓がついているので、
寒い日にも快適そうです。
ホストのユーネスさん。
わかりにくい迷宮の奥に位置するリヤドなので、
駅まで迎えに来てくれました。
それから、モロッコ菓子で一緒にお茶で、
マラケシュの魅力や、
危ないところなども教えてくれます。
朝は屋上で。
鳥の鳴き声に猫の訪問と、
気分のいい時間。
奥が、パティオの天窓です。
この四角いのが、
モロッコのパンケーキ「ムサメン」。
町の中のパン屋でも売られています。
あまり甘くなくておいしい。
モロッコの細工が施された照明が、
エキゾチックなベッドルーム。
ドアは開けたままでも、開放的に過ごせます。
バスルームも漆喰で。
ゆったりとした空間。
この心地のいい空間を創り上げたのは、
ベルギー人のオーナー。
古い建物の内側のほぼすべてを、
自分の好みの空間に、
2年かけてリノベーションしたそうです。
屋上からは、
昔なにかの映画で見たような、
マラケシュの風景を楽しめます。