釜山でプリチュルの生ダコとウナギの炒め

朝からプリチュルの生ダコの刺身!

プサンで絶対に食べたいと思っていたのが、
生ダコの刺身。
ぶつ切りにした足が、
まだぴくぴく動いているうちに、
食べてしまうという、あれです。

チャガルチ市場には、
体育館くらいはある広さの屋内市場もあって、
そこに、整然とお店が並んでいます。
その場で選んだ食材で調理をしてくれて、
テーブルとベンチで食べれます。

タコは、大きめの飯ダコといった感じで、
水槽の中に泳いでいました。
それを、お姉さんにお願いすると、
出刃包丁で、ガッツガッツと
ぶつ切りにしてくれます。

この段階で、
まだぴくぴく動いています。
塩とごま油に入れると、
さらに悶えます。
下に吸盤がくっつくので、
殺生を実感するのですが、
コリコリとした歯触りと、
新鮮なのでなんの嫌な味も香りもなく、
おいしかったのでした。

食べてみたかったヌタウナギはウーンな味。

釜山はヌタウナギという、ウナギに似た無脊椎動物。
魚じゃないんですね。
これを食べてみようということで、
屋台ひしめく、海沿いの通りへ。

こんな感じで、
水槽の中に、ウネウネと動き回る大量のヌタウナギ。
この通りに並ぶ店には、どこにもあります。

注文すると、
水槽から取り出してさばいてくれます。
かなりスライミーで、粘液だらけ。
おばちゃんが慣れた様子で扱うので不安にはならないけど、
これは、やっぱりウナギではないなと。

あまりにもヌルヌルするせいだと思うけど、
ぶつ切りにしたら、とりあえず焼きます。
ドラム缶を利用したグリルに炭火。
ローカル感たっぷり。

そして、コチジャン、ニンニク、玉ねぎで、
豪快に炒めていきます。
コチジャンの甘い香りは、
いつもの韓国料理と同じ。
でも、ヌタウナギは、
噛みごたえがあって、柔らかいホルモンのよう。
焼酎を相手にするにはなかなかいいかも。
ご飯のおかずではないかも。

ひとしきり食べると、
飴を売るパフォーマー登場!
芋でできたとてもシンプルで、
聞けば昔からあるものだって。
このパフォーマンスと飴は、
全く関係なかったのでした。

ディープな釜山は楽しい。
特に、海産物がうまいし安いし、
なんだか食べたことがないものもあるし。
ワンダーランドでした。

 

 

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