[Toronto 2016] 豚三昧のポルトガル料理

ポルトガルからの移民の多い地区は、
トロントの中心部から西、
オッシントン アベニューとその周りに。

ポルトガルといえば、
大航海時代の大活躍や、
その後のリスボン大震災による没落、
エッグタルトに、
マカオの植民地時代の繁栄、
きれいなタイルなど思い浮かぶなぁ。

雑貨屋、コーナーショップ、新聞やというか、
ポルトガルの音楽や本なんかも売る店があったり、
道具屋があったり。

表紙から、ポルトガル前回の新聞も、
もちろんポルトガル語で。

ここ、トロントのポルトガル人街には、
いくつもおいしいポルトガル料理の店がありますが、
その中でも、かなり本格的なものを出すお店に行きました。

Moliceiro Restaurant。
Moliceiroはポルトガルの伝統的なボートの名称です。

ポルトガルの国民的ビールSagresを頼むと、
突き出し的なパンにオリーブ。

店員に、何が一番ポルトガルっぽいか聞くと、
いろいろ進めてはくれるのですが、
どれも、どちらかといえば海鮮をつかった、
南ヨーロッパ的な料理ばかり。
ウーンという顔をすると、
「なーんだ、だったら本日のおすすめが、
この辺のポルトガル系の人たち向けでいいよ」
ということで、豚三昧のシチューにしました。

豚の、耳、顔、皮付き肉、内臓、血のソーセージ、ソーセージ、足。
で、びっくり。
全部入ったシチューは、塩味であっさり。
これは力が出るなぁ。
おいしいです。

たっぷり食べて、散策していると、
その名も、ポルトガルの国家パン屋さん。
中は撮影禁止ですが、
買ったものはいいよね、と聞くと、いいよだって。

もちろん、エッグタルト。
サクッとしたクラストが本場のテイスト。
カスタードもとろーりで、焦げたとこがまたうまい。

というわけで、
トロントに行ったらぜひ。
中心部からトラムで10分かかりません。
歩いてもいいかな。

コメントを残す