ポーランドに着いたのは、GWが始まる1週間前。
4月の終わりだけど、日本なら3月中頃といった気候で、
まるで季節が少しだけ、戻ったような感じ。
ポーランド料理といえば、
というほどのイメージも特になくって、
でも、気になっていたのが、
中国から伝わって独自に変わってきた餃子みたいだというピヨロギ。
茹でたものが一般的で、揚げたものもあります。
まずは、これ。ビールで楽しみます。
出かけたお店は Zapiecek です。
ワルシャワの静かな日曜日。
旧市街の観光地区以外ではお店はあまり開いてません。
この餃子食堂といった趣のお店は、
旧市街と新市街の間にあり、あいていてよかった。
夕方からもう満席で、
地元の家族連れや、観光客で賑わっています。
店員さんはかわいい民族衣装をまとい、
かなりフレンドリーです。
「さっきワルシャワに着いたんだけど、何がいい?」
と聞くと、迷わず「ビーツのスープは絶対よ」とのこと。
この赤いビーツのスープは、少しすっぱくて、
その中にはダンプリングが3個。
餃子の耳(両端)を内側に入れたタイプのようなピヨロギです。
通常のサイズはピヨロギ9個入りか、11個入り。
種類も20以上あります。
一人旅の自分は、9個をすべて異なるものにしてもらいました。
具は、「キャベツと肉」といった、これはもう餃子だろうというものから、
チーズとニンジンとか、カマンベールとブルーチーズ、森のキノコ、
さらに、リンゴや干しブドウ入りの甘いものまでいろいろ。
グレービーつけるとおいしいよということで頼んでみたら、
これがかなり「肉汁」といった感じの、ワイルドなものでしたが、
茹でて、あっさりしたピヨロギにはいいね。
皮にはベーキングパウダーが入っているらしく、
餃子よりは、空気が入ってぷっくりしていて、
おなかがいっぱいになります。
ポーランドビールのナンバーワン ブランド、Tyskie。
ピルスナータイプを勧められるままに。
餃子、じゃなくてピヨロギによく合います!
ワルシャワでは1泊のみなので、あとは2日目の昼ごはんで、
がっつり食べたいな。